ハヤのそらね

きっと、その光は手に入る。

アストラエアの白き永遠 Finale -白き星の夢- 応援中!!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

星メモの七夕伝説を考察する。1.七夕伝説のつづき

『星空のメモリア』のゲーム内で語られる七夕伝説は大きく2つあります。
1つは最もポピュラーなもの。

そしてもう1つは七夕伝説の続きとして語られるもの。

織姫と彦星には、子供がいたんだよ
夫婦となったふたりは、一男一女に恵まれた……
だけど天帝によって織姫は、彦星のもとから引き離されてしまった。だから子供たちとも別れてしまった。
子供たちは、彦星と一緒に織姫との再会を待ちわびているんだ
七夕は、織姫と彦星の再会が約束された日というだけじゃなかったんだよ
家族になれる日だったんだ
家族と一緒に、幸せな日常を送れる時間だったんだ……
夏の夜空に輝く織姫ーこと座のベガは、ふたつの四等星と小さな三角形を描いている。
そのふたつの四等星は、彦星ーわし座のアルタイルのかたわらに寄り添うように光っている。
それらは七夕の子供、織女の小星、または牽牛の息子星と呼ばれている。



今回はこの七夕の伝説の続きについて考察します。



結論から言うとこの七夕伝説の続きは1つ目の七夕伝説の続きではなく、別個の七夕伝説をつなげたものです。

もう1つの七夕伝説は、羽衣伝説・天人女房型の七夕起源伝説に由来します。
この伝説のあらすじは簡単に書くと次のようになります。

1.天女が水浴びをしているのを牛飼いの若者が見つける。
2.若者は木に掛けられていた天女の羽衣を隠してしまう。
3.羽衣を無くし、天に帰れなくなった天女と若者が夫婦になる。
4.夫婦は二人の子どもに恵まれるが、ふとしたきっかけで天女は羽衣を見つけ、天に帰ってしまう。
5.若者は牛の力を借り、天に昇る。
6.若者は天女の父から難題を出される。
7.若者は妻の助言に従い、難題を解いていく。
8.が、最後の難題で瓜を縦ではなく横に割ってしまう。
9.瓜から溢れでた水が天の川になり、二人は年に一度しか会えなくなってしまう。


以上が、天人女房型の七夕伝説の概要です。
元は中国の伝説のため、夫の職業が牛飼いとなっていますが、日本では木こりになるなど変化します。
また、試練にもバリエーションが存在します。
ですが夫婦になり子どもが産まれるという点は共通しています。
この子どもが歌を歌ったことで羽衣の隠し場所が分かってしまうというのが良く見られるパターンです。

特に日本では『天稚彦草子』が伝えられています。
この話では夫が天から降りてきた天稚彦であり、妻が長者の娘と、男女の役割が逆になっています。
(これは、時代の変化により婚姻の形態が「妻問い型」から「嫁入り型」になったからだと思われます。)
こちらでは天に昇った夫を追いかける妻が、ゆうづつ(金星)・箒星(彗星)・昴と、星々の案内によって天に昇っていく、日本の昔話では珍しい、星々にスポットを当てた構造になっています。

『星メモ』で語られる七夕伝説のつづき、それはもう一つの七夕伝説で家族となった彦星と織姫の物語だったのです。

参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E8%A1%A3%E4%BC%9D%E8%AA%AC

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A8%9A%E5%BD%A6%E8%8D%89%E5%AD%90
関連記事

| PCゲーム | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sorane880.blog47.fc2.com/tb.php/1117-55020960

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT