ハヤのそらね

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『アストラエアの白き永遠』OPムービー感想


4月4日に公開された『アストラエアの白き永遠』のOPムービー。
一度見てテンションが上がりまくってしまい、一気に考察をしてしまいましたが、
ムービー自体の感想を言っていなかったので。

まず、だいぶ贔屓目が入っていることは、前もって言っておきます。

まず、動画単体としても非常に良く出来ているというのは見れば分かるのではないでしょうか。
作品について知らずとも、ムービーを見ただけで興味を持たせるだけのモノになっていると思います。
最近のエロゲーのムービーでキャラクター(主に髪)を動かす、という演出は増えてきていますが、やはり技術的、コスト的に難しいのか、まだまだ割合としては少ない印象です。
その少ないキャラを動かすムービーの中でも、冒頭の雪々の動かし方などはかなり上手いと思いました。

動画を作っているのは『ウィズ・アニバーサリィー』からFAVORITEのゲームのムービーを手がけているKIZAWAstudio。
個人的にこの会社は、どちらかというと"質より量"という印象を持っていましたが、やればできるんですね(失礼
千波に、KIZAWAstudioのホームページによると、動画1本で10万円~40万円のお値段のようですね。
これはFAVORITEが奮発して上のコースで依頼したということでしょうか。

その結果、生み出されたのがこのムービーです。
一回見ただけで考察、そして妄想が溢れだすほどの情報が凝縮されています。
キャラクターの魅力を伝えつつ、文字情報を効果的に入れることでストーリーの謎を垣間見せ、興味をかき立てる。単純な萌えゲーではなく、シナリオにも気合を入れたゲーム作りに取り込んでいる、というメーカーの姿勢が伝わってきます。
やっぱり一番刺さったのはラスト、”もう溶けて見えなくなった、雪道の足跡”
”きっとこの先に、彼女が待つのだと信じて”のところで雪々と陸のシルエットが隣り合っているところでしょうか。あそこでぞわぞわっと来て即考察をせずにはいられませんでした。10周年の記念の作品として申し分のない出来だと思います。

個人的にはFAVORITE作品のムービーだと星メモのムービーが歴代トップでしたが、さすがに星メモから5年経って様々な点での進歩が見られるアス永遠のムービーのほうがムービー単体のインパクトは大きいです。

……さて、その上で、ムービーを見た時点での僕のアス永遠に対する期待度は、「期待が6で不安が4」です。
このムービーからアス永遠の展開を予想するならば、もちろん、ヒロインをはじめとする人と人のつながり、絆、暖かさといったFAVORITEが得意とする純愛物エロゲ的要素はあるものの、バックグラウンドにあるストーリーは圧倒的にシリアス、かつてないほどスケールの大きい物語だろう、ということです。
何よりも、「フィムブルの冬」「月と狼」といった北欧神話由来のワードからはストーリーが世界規模、地球規模まで広がるほど壮大になるであろうことが予想されます。

『アス永遠』は『星空のメモリア』のシナリオ担当、なかひろさんが再びシナリオを手がけるというのが最も期待値を高めている点の一つだと思います。僕自身『萌月刊FAVORITE』でそれを知った時、非常に期待が高まりました。
ただ、僕も『星メモ』以降、幾つかなかひろさんの作品に触れていますが、基本的には学園モノが好きなライターさんだな、という認識です。
知っているのはエロゲーだと『こいとれ』、ラノベの『初恋コンテニュー』そして同人サークルで作った『明日へのおくりもの』。そして『星空のメモリア』と、『はっぴぃ☆マーガレット!』の静瑠シナリオ。どれも学園モノで、『星メモ』が宇宙の話は出て来ますがあくまでメインは主人公の周りの世界での話でした。
FAVORITE自体、学園モノをデビュー作の『AngelWsih』から作ってきており、唯一ファンタジー世界を舞台にした『ウィズ・アニバーサリィー』が今までで一番物語で描かれる世界の規模が大きい作品ということになると思います。
『いろとりどりのセカイ』も多数の異世界が存在し、かつ『いろとりどりのヒカリ』では過去と未来の世界、真紅シナリオと他のヒロインのシナリオの交差までも描ききりましたが、あくまで主人公・鹿之上悠馬とヒロイン・二階堂真紅の二人の間の距離が主題だったといえるでしょう。
そういった意味で、FAVORITEとしては『ウィズアニ』以来、なかひろさんとしては初めてのスケールの物語を作ろうとしているということになるのではないでしょうか。
それも、ムービーのコロナを見ると、今までのファンタジー要素に加えてSF的要素まで盛り込まれていることが推測できます。
果たしてここまで物語のスケールを大きくして綺麗にまとめることが出来るのか。
そして、ムービーを見ても明らかに別格の扱いとなっている雪々。コラボムービーを見ても過去作のヒロインと比べて無邪気で明るいキャラクターに思えます。
そんな彼女が予想したような重苦しいシリアスなシナリオを背負い切れるのか。
この2点がとにかく不安なところです。

ムービーの考察に関して、コメントでRewriteの名前がありましたが、個人的にはあの作品、最後の方で理解が追いつかなくて、最後には対した感慨も残らなかったんですよね。だから考察で念頭にあったけど名前は出しませんでした。
あそこまで行くのはちょっと……という気持ちがあったので。

とりあえず、感想としては、ムービーもよく出来ててすごい惹かれるけど、物語のスケールがかつてなく大きくなりそうで、且つシリアスなシナリオということで、正直不安も増してきました。ということで。

余談ですが、個人的に最近のKIZAWAstudioのムービーで好きなのは、アステリズムのムービーです。
ゲームの評判はさっぱり聞きませんが…ムービーとしてはかなり好きです。というか、自分がMAD作る時にパク…参考にしてました。
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